2009年01月20日

出社が楽しい経済学

最近NHKがアツイ。ほんまに。


たまたまた見たこないだやってた番組もNHK。

その名も
「出社が楽しい経済学」

適当に番組表みて気になったので録画したんです。


いやめっちゃおもろいすこれ。

CMなしだしキッチリ30分。


第2回となった今回のテーマは機会費用。


いくつか例をドラマ仕立てで見せてわかりやすく解説している。

これが経済学なのかどうかはわかんないですけど、
なんかわかりやすい。


舞台はとある弱小商社ZENY。

新入社員、先輩社員、経理(お局)、マドンナ、課長、窓際係長で繰り広げられる。

経済学が基礎からわかる。とうたっている。



夜の本格、経済学ドラマと題されたドラマ。

人は人生のさまざまな選択肢の中からひとつを選ぶ。

その残った選択肢を経済学では機会費用という。


機会費用を考えるかどうかで人の選択は大いに変わってくる。


パターン1
ある役者が映画の撮影をすっぽかしてデートに行った。
役者は映画をキャンセルしたことになるから映画のギャラがそのデートの金額となる。


パターン2
学生時代から付き合っている二人。
就職によって彼があってくれなくなった。
彼にとって残業するほうがより多くのお金を得られるようになった。
残業せずに彼女とあった場合、機会費用が高くつく。


いや、なかなかそんなに考えないですよ。そんなこと。

そこでドラマ内での例があげられた。

1時間まってバスでの移動費とタクシーでの移動費をお局に比較され、指摘された新人。

どちらが高くつくのか。

それはそのときの新人の比較費用次第なのだ。


バリバリにこなす輩であれば、1時間待ってくるバスのほうが高くつく。
その逆で全然仕事が出来ないのであれば、バスが妥当となる。

もう一つ。

課長のおごりだからとコンパをすっぽかしてついていった飲み会。
これもコンパの中身次第では損しているということになる。


途中吉本先生の補修講義というコーナーにはいる。

吉本佳生となのる経済学者から補修解説がある。

自分の機会費用にはよく考えるが他人の機会費用には無頓着なところがある。

家に帰ればおいしい肉があるのに、おごってもらってお腹が膨れてしまったということ。

要するにありがた迷惑なこと。
他人への気遣いがたいせつ。ということだ。





番組ホームページはこちら
http://www.nhk.or.jp/shussya/index.html  


Posted by じろ at 22:44出社が楽しい経済学